車検 相場や流れ 費用

車検:自動車検査登録制度(じどうしゃけんさとうろくせいど)

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車検(しゃけん)とは

自動車検査登録制度とは、日本で(ミニカーや小型特殊自動車を除く)自動車、排気量250cc以上の自動二輪車に対して、保安基準に適合しているかを確認するため一定期間ごとに国土交通省が検査を行い、また自動車の所有権を公証するために登録する制度。一般には車検(しゃけん)と呼ばれます。

【軽自動車】

  • 自賠責保険 24ヶ月:23,254円(税込)
  • 重量税:5,500円〜9,020円(税込) (年式で変わります)
  • 印紙代(他):1,980円(税込)
  • 整備基本料:13,200円(税込)
  • 検査書類作成費用:8,800円(税込)

【普通自動車】

  • 自賠責保険 24ヶ月:23,705円(税込)
  • 重量税:※車検証で重量をご確認ください
  • 印紙代(他):1,980円(税込)
  • 整備基本料:16,500円(税込)〜 (※車両重量によって変わる)
  • 検査書類作成費用:8,800円(税込)

普通車や軽自動車の車検の有効期間は2年

車検の有効期間
車の種類1回目2回目~
自家用乗用自動車3年2年
軽乗用自動車3年2年
小型自動二輪3年2年
軽貨物自動車2年2年
貨物自動車(8トン未満)2年1年
貨物自動車(8トン以上)1年1年
大型特殊自動車2年2年
バスおよびタクシー1年1年
レンタカー(乗用タイプ)2年1年

車検シールで満了日を確認しましょう

車検を受ける時期はクルマのフロントガラスに貼られている『車検シール(検査標章)ステッカー』または『車検証』で確認する事ができます。

有効期限のギリギリでは間に合わない可能性があります。事前に車検の依頼準備を行っておきましょう。

車検を受けるためにはさまざまな手順があります。また、いきなり検査を受けられるわけではありませんので注意しましょう。検査を受けるには事前にしておくべきことがありそれらが出来ていなければ『一発で通らないこと』も多くあります。 ただし、どんな状態でも検査自体を受ける事は可能です。(※通らなければ費用の無駄となり車検の更新もできません)

クルマを運転する上で『車検の更新は必須』であり、時間も費用もかかります。全体の流れを把握してスムーズに進めましょう。

①見積もりをとる

車検を業者に依頼する場合には費用が発生します。車検全体ではいくらくらいかかるのか見積もりを取ることが重要です。また、いきなり検査を予約するのではなく、事前に見積りを出してもらいましょう。業者も何社かに見積を出してもらい、どの業者に車検を受けるかどうかを考えましょう。 車検が受けられる業者はたくさんあります。車検費用は業者によっても異なるので高くなる場合も安くなる場合もあります。

②予約する

見積り金額で問題なければ車検の予約を取りましょう。見積りはあくまで概算であり『検査日の予約』ではありません。『自分で車検を受ける場合』には直接『検査場の予約』を行いましょう。また『業者に依頼する場合』は業者に車を預ける日の予約を取りましょう。予約の方法は基本的にはネットか電話となります。予約が込み合っていると指定日での入庫ができない可能性もありますので早めに予約を取りましょう。

③入庫と受付

車検予約後、業者から案内された日時に店舗へ入庫し受付を済ませましょう。入庫すれば車検の説明などを受けながら受付をおこないます。受付後、車を渡して後は業者が作業をおこないます。

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④法定点検と検査

車検は『法定点検』と『検査』の2つを受けます。法定点検と検査については、国家資格を持ったメカニックがおこないます。

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⑤説明を受ける

車を分解して検査し『法定点検』が終了すれば業者から『検査結果の説明』を受ける事ができます。検査・点検の結果どこかに『不備』が見つかれば、どのパーツを交換すればよいのかなどの説明を聞くことができます。車の状態を把握し、検査結果をもとにパーツの買い替えを検討しましょう。また場合によっては『修理や整備』『部品交換』だけでかなりの金額になってしまうこともあります。業者からの説明を受けた上で『車検を受けるのか否か』を決めることも大切です。

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⑥整備をする

検査・点検結果で不備があった箇所の整備をおこないます。故障している場合は修理を、消耗品などは交換をおこないます。『車検』を通すためには『保安基準』をクリアしなければなりません。きちんと整備をしておかなければ車検には通りません。

⑦完成検査の実施

整備終了後、車を『ライン』に通し必要項目をチェックします。これを『完成検査』といい、適合しなければ車検には通りません。完成検査の結果がOKなら合格とし適合証が発行されます。仮に不適合となった場合は『再点検・整備』を行います。

⑧完成報告を受ける

『完成検査』をおこない無事合格となれば適合証が発行されますが、その際業者から検査内容や結果を記入した書類も一緒に渡されます。これは、現在の車の状態を表したものであり、安全性を確かめるための重要な書類となります。説明は細部まで聞き逃さないように注意しましょう。また、保安基準に達している=安全とは限りません。業者からの説明を受け、どれくらいの品質が保たれているのかを確認しておきましょう。

⑨精算して終了

車検が終了すれば車検費用を払い『仮車検証(適合証)』を受け取って終了です。しかしこの適合証は『仮』になります。 仮の車検証の効果は『15日間』だけです。正式な車検証を受け取ってようやく終了となります。

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